マルクス先生の予言?
「下部構造が上部構造を規定する」
現在の日本経済の停滞と政治の腐敗は、あのカール・マルクスが160年以上も前に予言していたともいえます。彼は『経済学批判』序言で、「下部構造が上部構造を規定する、と述べています。下部構造とは経済の土台で、これが上部構造と言われる政治や倫理観念を決めるという考えですが、同時に政治やイデオロギーが経済に影響する「反射」も起こるとされています。
現在の日本が置かれた状態は、バブル崩壊以降、長期低迷を余儀なくされ、その中で政治の私物化、行政も含めた政治の腐敗が進みました。マルクス先生がかつて予言した通りになりました。同時に、政府のコロナ対応の稚拙さが経済や社会を不安定にし、これがまた政治や社会理念に跳ね返り、これらの「矛盾」が政権や経済構造に大きな揺さぶりをかけています。
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