メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第一メルマガ:「テイパーなきテイパータントラム」の「本戦」に身構える内外の株式市場

資産形成・マクロ金融deあそぼ♪ − 貞子ちゃんの連れ連れ日記
昨年2020年の株式市場は、とてもわかりやすい構図「前代 未聞の超の付くウルトラ過剰流動性が内外の株価をみさかいなく 押し上げる」の中で、ユケユケで上昇しました。 今年2021年は、昨年のように簡単には行きません。 3月17日のFOMCについては、マスコミや大方のエコノミスト は奇妙な間違った報じ方をしていました。 が、この日のFOMCでは、パウエルFRBが2021年のアメリ カの景気拡大には自信満々でした。国内の「インフレ憎し」の世論 に押される形で、FRBは早ければ2022年には利上げを開始、 早ければ2021年夏場にはテイパリングの議論を開始する可能 性があります。 この日のFOMCを境に、市場関係者の最大の関心事(リスク)は、 「コロナ禍」から「テイパリング」「長期金利の上昇」へとシフト! 今年2021年は、長期金利が急上昇しやすく、株価も乱高下が 激しくなることでしょう。 一方、長期金利の上昇は、ミクロの世界でも「大きな変化」を巻き 起こしています。 「テスラ株の3月3日のバブル崩壊」が「ARKの3月3日のバブ ル崩壊」の引き金を引いたように、「ARKの3月3日のバブル崩 壊」は、ナスダック市場に大きなダメージを与えるのではないか と、一時は大変心配されていました。 ところが、 テスラ株もARK銘柄も、弱気相場入りしているものの、目下の所、 なんとか盛り返して持ちこたえています!!♪ テスラ株やARK銘柄は、「30年以上前の日本の大型バブル時の NTT株」に似たようなところがあります。 30年以上前の日本では、「遅れてきた初心の(高齢者を中心にし た)個人投資家たち」の間で、NTT株に集中投資する人々が続出 しました。彼ら高齢者たちはNTT株のバブル崩壊と共に凍死家 入りしてゆきます。 かくして、30年以上前の日本株の大型バブルは「NTTバブルの 崩壊」と共に崩壊していったといっても過言ではありません。 言い換えると、テスラ株やARK銘柄やビットコインが「バブル崩 壊」しないで、なんとか持ちこたえてくれている限りは、遅れてき た「ミレニアム世代の初心の若い個人投資家たち」の懐はそれほ ど痛まずに済みます。彼ら遅れてきたミレニアム世代は、バイデ ンヘリマネをもゲットして、引続き株式市場で大いにリスクテイ クを継続できるのです。テスラ株やARK銘柄が持ち堪えてくれて いる限りは、アメリカ株式市場はまだまだ安泰だと言うことです。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 資産形成・マクロ金融deあそぼ♪ − 貞子ちゃんの連れ連れ日記
  • 10年20年後も、物心ともに豊かに暮らすための「正しい地道な資産形成」について、なるべく専門用語を使わないで話し言葉で解説。一般には敬遠されがちな国際分散投資やマクロ金融の基礎知識が、自然に無理なく身に付きます。ハッピーリタイアを目指すビジネスパーソン、年金生活者やその予備軍の方々のほか、意外や意外、金融のプロの方々にも大変好評です。「沈みゆくタイタニック号・日本経済」の復活は、まずはあなた自身がフィナンシャルフィフリーを手に入れることから始まります。 メールでの質問・相談も受けつています。
  • 1,100円 / 月(税込)
  • 毎月 第1火曜日・第2火曜日・第3火曜日・第4火曜日(祝祭日・年末年始を除く)