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貞子第二メルマガ:「テイパーなきテイパータントラム」の「本戦」に身構える内外の株式市場

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/03/23
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昨年2020年の株式市場は、とてもわかりやすい構図「前代 未聞の超の付くウルトラ過剰流動性が内外の株価をみさかいなく 押し上げる」の中で、ユケユケで上昇しました。 今年2021年は、昨年のように簡単には行きません。 3月17日のFOMCについては、マスコミや大方のエコノミスト は奇妙な間違った報じ方をしていました。hoン戦」 が、この日のFOMCでは、パウエルFRBが2021年のアメリ カの景気拡大には自信満々でした。国内の「インフレ憎し」の世論 に押される形で、FRBは早ければ2022年には利上げを開始、 早ければ2021年夏場にはテイパリングの議論を開始する可能 性があります。 この日のFOMCを境に、市場関係者の最大の関心事(リスク)は、 「コロナ禍」から「テイパリング」「長期金利の上昇」へとシフト! 今年2021年は、長期金利が急上昇しやすく、株価も乱高下が 激しくなることでしょう。 一方、長期金利の上昇は、ミクロの世界でも「大きな変化」を巻き 起こしています。 「テスラ株の3月3日のバブル崩壊」が「ARKの3月3日のバブ ル崩壊」の引き金を引いたように、「ARKの3月3日のバブル崩 壊」は、ナスダック市場に大きなダメージを与えるのではないか と、一時は大変心配されていました。 ところが、 テスラ株もARK銘柄も、弱気相場入りしているものの、目下の所、 なんとか盛り返して持ちこたえています!!♪ テスラ株やARK銘柄は、「30年以上前の日本の大型バブル時の NTT株」に似たようなところがあります。 30年以上前の日本では、「遅れてきた初心の(高齢者を中心にし た)個人投資家たち」の間で、NTT株に集中投資する人々が続出 しました。彼ら高齢者たちはNTT株のバブル崩壊と共に凍死家 入りしてゆきます。 かくして、30年以上前の日本株の大型バブルは「NTTバブルの 崩壊」と共に崩壊していったといっても過言ではありません。 言い換えると、テスラ株やARK銘柄やビットコインが「バブル崩 壊」しないで、なんとか持ちこたえてくれている限りは、遅れてき た「ミレニアム世代の初心の若い個人投資家たち」の懐はそれほ ど痛まずに済みます。彼ら遅れてきたミレニアム世代は、バイデ ンヘリマネをもゲットして、引続き株式市場で大いにリスクテイ クを継続できるのです。テスラ株やARK銘柄が持ち堪えてくれて いる限りは、アメリカ株式市場はまだまだ安泰だと言うことです。

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