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第634回 新型コロナウイルス第2世代の変異種か?ミャンマーは内戦化するのか?タイムスリップの経験

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第634回 新型コロナウイルス第2世代の変異種か?ミャンマーは内戦化するのか?タイムスリップの経験 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 まず今回は、新型コロナウイルスの新たに確認された変異種について簡単に紹介する。我々もぜひとも知っておくべき情報だ。次にメインテーマとして、日本ではほとんど報じられないミャンマーに関する情報を紹介する。もしかしたら、内戦の危機になるのかもしれない。 最後に、タイムスリップの稀な経験について紹介する。実に興味深い。一種のエンターテイメントとして読んでほしい。 ▼新型コロナウイルスの新たな危険な変異種 それでは今回の最初のテーマを書く。新型コロナウイルスの第2世代の変異種と呼ばれるものの発見についてである。 いま首都圏では2月7日から続いていた緊急事態宣言が解除され、かなり明るい雰囲気になってきた。しかし、変異種による新たな蔓延の波が起こる心配は絶えない。すでに26の都道府県で変異種が見つかっている。また東京では感染者が4種連続でその前の週を上回っている。 世界では、すでにフランスやドイツでは変異種による感染が拡大しており、新たに厳しいロックダウンの措置が発動された。イギリスと南アフリカでは、蔓延の主体が変異種にどんどん置き換わっていることが確認されている。 すでに報道されているので周知だろうが、いま世界各地で蔓延が確認されている変異種は3つだ。「イギリス型」、「南アフリカ型」、そして「ブラジル型」だ。これらのどの変異種も、ウイルスが人間の細胞に侵入するために使う細胞内の「ACE2」受容体に対する結合力が強く、従来のものよりも最大で70%高い感染力を有する。 また変異がある部分が、ウイルスが細胞と結合するスパイクタンパク質に集中している。そのため、従来の武漢ウイルスのスパイクタンパク質を前提にして、抗体を産出するようにデザインされた現在のワクチンは、変異型に対する効果が弱くなる恐れが指摘された。いまのところワクチンは、「イギリス型」と「ブラジル型」には従来型と同程度の効力が確認されているものの、「南アフリカ型」にはやはり効果が弱まるとされている。 ●続々と発見される変異種 いま世界各地で新たに蔓延しているのが、こうした変異種だ。感染力が極めて強いため、短い時間で蔓延してしまう。日本でも変異種の蔓延が目立ってきており、今後のワクチン接種の進展でどこまで蔓延が押さえられるかが焦点になっている。 一方、新たな変異種の出現は後を絶たない。前々回の第631回の記事で紹介した「カリフォルニア型」や「ニューヨーク型」などの新種の変異種が続々と発見されている。これらの変異種も他のものと同じく、従来のものよりも高い感染力と、ワクチンで作られる抗体に反応しにくい性質を持つ。もちろん、新しい変異種のなかには蔓延するまえに自己崩壊し、消失するものも多い。だが世界各地で蔓延してしまう変異種もある。「イギリス型」、「ブラジル型」、「南アフリカ型」などはその典型だ。いまのとこ「カリフォルニア型」と「ニューヨーク型」は、名前の由来したアメリカの地域でしか見つかっておらず、今後どうなるかが注目されている。 ●第2世代のブラジル型変異種 そうした状況で、また新たな変異種が発見された。3月14日、「ブラジル科学技術省」の「国立科学技術計算研究所(LNCC)」は、新型コロナウイルスの第2世代にあたる新しい変異種を、ブラジルのいくつかの地域で検出したと発表した。これは「ブラジル型」と呼ばれる従来の亜種、「B1.1.33」からさらに変異したタイプで、これまでに見たことのない様々な変異がウイルスのタンパク質に見られるとした。

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