由貴と絵理は、出産予定日まで1か月を切った。
経過は順調で、特に問題はない。
大きなお腹は大変そうだが、それは喜びでもある。
ふたりの子に会える日が楽しみになっている。
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★ 体と心のセックス・ライフ ★
≪ Section 〜853〜 ≫
『由貴と絵理(5)』
…… 2021/3/27号 ……
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涼子と麻由美は6か月になり、胎児の性別が判明した。
ふたりとも男の子だった。拓己との子の2人目と3人目となるが、拓己2世
を生むことになる。
エコー画像で小さなペニスが確認され、涼子と麻由美は大喜び。拓己も男の
子だとわかって、うれしかったようだ。
これで子供たちは、女の子4人と男の子4人になる。申し合わせたように、
見事に半々だ。
男からすると、同性の子は自分の分身のような気がするから不思議なものだ。
確率的には半々になるのだが、実際には男子の方が若干多くなるという。大
昔は男子の死亡率が高かったため、そのために男子が生まれる率が高かったと
の説がある。
男系を優先する国が多いので、男子を優遇してきた歴史もある。中国が典型
的で、男女比で男の比率が異常に高くなっている。数の上で結婚相手がいない
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