No.460 (2021年03月28日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
中国なんかどうでもいい。新興国も気にしなくてもいい。アメリカに賭けよ
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2020年にドナルド・トランプ政権が終わって2021年からジョー・バイデン政権となったが、それで米中の激しい軋轢と対立は緩和されたのかというと、まったくそのようなことはない。
アメリカは経済的にも軍事的にも、非合法極まりない手段でのし上がってくる中国に対して激しい警戒心と憎悪を持つようになっている。私のまわりでも「いずれアメリカと中国は物理的に戦争状態に入る」と言う人も増えてきた。
言うまでもないが、中国は独裁主義の中国共産党が他国から知的財産を徹底収奪して成り上がっている国家であり、こうしたチンピラ国家が世界の覇権を握ることは決してない。
一時的に台頭しても必ず没落する。中国の国家体制は持続可能ではない。
「国家と企業は違うので中国共産党がどうであっても中国企業は躍進する」と言っていた人もいた。しかし、中国企業も問題が多い。
スターバックを真似て激しい勢いで時価総額を膨らませていたラッキンコーヒーも会計不正で轟沈したし、世界最強のスマートフォン企業になろうとしていたファーウェイもバックドアや共産党との関わりが問題視されて世界から排除されてしまった。
あるいは、ジャック・マーが率いていたアリババやアントも中国共産党以上に影響力を持つようになると、あっという間に規制されてジャック・マーも行方不明になってしまい、将来は完全に不透明になってしまった。
中国では、このようなことが当たり前に起こり得る。
したがって、長期的に中国に賭けるというのは、それがどのセクターや企業であっても最終的には失敗に終わる。だいたい、GDPも各種経済指標もほぼ「捏造」で塗り潰されている国や企業に投資できる神経が分からない。
10年20年、いやそれ以上の長期投資をしようと考えると、中国の時代が来るとか新興国の時代が来るというような国際評論家の言葉に幻惑されるより、さっさと...
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