(1/3)【梁英聖×津田大介 反レイシズム対談】津田大介の「メディアの現場」vol. 430 part1

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 津田大介の「メディアの現場」 2021.3.5（vol.430／part1） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ──Don't lose your temper── みなさん、こんにちは。津田大介です。 すでに発表されているのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、僕が2011年 から出演してきたJ-WAVEの報道番組「JAM THE WORLD」が、3月末をもって終了する ことになりました。 3月29日（月）19時からのJAM THE WORLDが僕の最後の出演になります。 もともと僕は2006年くらいから定期的にJAM THE WORLDのナビゲーター野中英紀さん のゲストに招いてもらってしゃべっていたのですが、2011年7月という改編期でもな い中途半端な時期にレギュラー出演のオファーをいただき、初めて報道番組のレギュ ラーとして時事問題について自分の意見を言うようになりました。 今だから言える話ですが、その年の秋・10月改編でJ-WAVEとは違う他局が僕のレギュ ラー番組を考えてくれていたそうで、このJAMの話を受けていなかったらいまごろ自 分のジャーナリストとしてのキャリアはどうなっていたかなと今でも考えます。 初めての報道番組はとにかく大変でした。そもそも自分はITや音楽分野、メディア 分野については知識もあってしゃべれたのですが、政治や経済はまだまだ疎かった。 毎回ニュースにどんなコメントすればいいのか悩むばかりだったことを覚えていま