《抜粋》
3月18日・19日の米中外交会議では、両国が想定以上に対決
姿勢を露わにしました。「熾烈な新冷戦」の幕開けです。
トランプ前大統領時代は、米中「新冷戦」と言っても、貿易関税
を中心にした二国間対立で、今思えば穏やかものでした。
今回のバイデン政権下の「新冷戦」は、同盟国も巻き込んでの
思想的な対立になっています。
これに対抗して、中国は枢軸国を結成する動きへと迅速に動いて
います。
民主主義国と非民主主義国とに地球が分断されはじめています。
あたかも第二次世界大戦「前」を彷彿とさせます。
そういった中、
「今年に入ってからの中国経済の停滞」が改めて再認識され始め
ています。
2021年の中国経済には「今まで見られなかったような異変」
が現れ始めているのです。
「中国経済は今後10年くらいで急速に壁にぶち当たる」とする
専門家も少なくない。
パウエル議長やイエレン長官も、最近では「中国との覇権争いに
勝利するためにもアメリカ経済を強くするのだ」という趣旨の話を、
赤裸々に口にするようになりました。
彼らの本音が垣間見えた瞬間です。
見方を変えると、これは、「覇権争いでアメリカが中国に勝利す
るまでは、アメリカ株式市場のブームは継続する」という「強い
意志」の現れもあります。
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