緊張高まる北朝鮮
「日米韓で対応会議」
日米韓の安全保障担当高官の協議が4月2日、米国メリーランド州アナハイムの海軍兵学校で行われました。日本からは北村国家安全保障局長が出席しています。北朝鮮が新型コロナパンデミックでロックダウンに入っている時期に開催、北朝鮮並びに朝鮮半島の現状を3か国が情報の共有ができているかの確認も必要だったと言います。
中でも、北朝鮮のミサイル開発状況、新型コロナの感染状況などが議題の中心になったと見られ、その情報を確認したうえで、バイデン政権の北朝鮮戦略見直しを説明したと見られます。バイデン政権も北朝鮮の非核化を前提に動いているものの、トランプ前政権とは明らかに異なる手段を考え、かつ軍産と近いヒラリー・クリントン氏の考えが、サリバン補佐官、ブリンケン国務長官に強く影響していると言います。
バイデン政権は裏で北朝鮮と接触していたと言い、日本では二階幹事長が北朝鮮訪問を計画していると言います。米国からは北朝鮮情報が流れてきませんが、米高官によれば、バイデン政権による北朝鮮戦略の見直しは最終段階にあると言います。周辺情報から見ると、北朝鮮をめぐって動きが加速し、緊張感が高まっているように見えます。
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