2021年 第 14号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。
先週このメルマガで「まん防」で疲弊している僕の心情をお話しましたが、この一週間、
大阪・兵庫地域は事態がさらに深刻化をしてきました。神戸は医療崩壊寸前!と仲間から
の悲鳴が聞こえてきています。
以下は、神戸市内の大病院の医師の叫び。
「兵庫阪神間は完全に医療崩壊しました
在宅の死者も出ました。今や酸素飽和度80%の方が、酸素もなしで、在宅で空かない
ベッドを待っています。重症ベッドは何とか動いていますが、空いた瞬間に埋まって、
一晩に15件ほどある重症転送依頼のうち1件か2件しか受けられません。
神戸大学は、挿管4名、中等症3名しか受けていません。兵庫医大はエクモ6件含めて
挿管12名、県立加古川は12名、県立尼崎8名、中央市民12名で、圧倒的に重症ベッド
がありません。
重症ベッド60%といいうのは、これから開く予定のベッドや使うはずのないこども病院
の重症ベッド、患者のいない豊岡のベッドもすべてカウントに入れてます。
行政の意図的な操作です。
(中略)
神戸はイギリス株が主でワクチンは効きます。イギリス株はステロイドが効きにくく、
一気に人工呼吸器が必要になります。挿管されてからの経過も長く、隔離解除されても
人工呼吸器が外せなくて、ICUのベッドを占拠し続けます。
できる限りのことをして人がなくなるのは仕方のないことかもしれませんが、広報の不足
や実情が伝わらず、協力が得られない中で、人がなくなっていくのは本当に悲しいです。
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