日米景気格差はコロナ対応の差
「米国に水をあけられた日本の景気」
日本は「経済は一流、政治は三流」と言われてきました。しかし、東日本大震災や新型コロナ禍などの危機に直面すると、「三流政治」が経済にも大きな負担となり、「経済は一流」の地位を失いつつあります。現在の日本経済はこれを象徴しています。コロナ対応のまずさが、景気に余計な負担を強いています。
IMF(国際通貨基金)はこの4月に世界経済見通しの改定を行いました。これによると、2021年の世界のGDP(国内総生産)成長率は6.0%成長と、3か月前の予想5.5%から上方修正しました。米国など、主要国で積極的なコロナ支援策を打っていることを織り込んだためと言います。しかし、国別の内訳をみると愕然とするものがあります。
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