2021年 第 15号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。
先週に引き続き、僕のYputubeがアップされない。
このメルマガ同様に、ようやく1000人単位の登録者がついたところだったのに。
時間がないなかこの一年、頑張って毎日、読者に有用な情報をお伝えしつづけてきた。
それが記念すべき一年目で、「強制削除」の羽目に合うとは・・・やりきれない思いだ。
「削除要請」を受けた当日のYOUTUBEで、僕は、おすすめの本を3冊紹介した。
どうやらそのうちの一冊が、国家にとっては、「けしからん」本であったらしい。
その本のタイトルは、「コロナ自粛の大罪」。
週刊文春などで活躍中の、気鋭の医療ジャーナリスト・鳥集徹氏がまとめた本だ。
彼は以前から、製薬会社にとっては「不都合」な本を執筆しており、読者に真実を
伝えるために奔走する、実に真面目な男性である。
僕の書いた『痛い在宅医』(映画『痛くない死に方』の原作の一冊でもある)を
いち早くメディアで紹介してくれた(しかも文春オンライン)人でもある。
ジャーナリズムの本質とは、「権力の監視」であると僕は思っている。だけど今、
権力に批判的なことを言おうものならば、民放のキャスターは即刻馘となってしまう
らしい。
2016年末には、長年NHKで『クローズアップ現代』のキャスターを務めていた
国谷裕子さんが降板となった。国谷はさんは2014年7月の同番組において、閣議
決定だけで集団的自衛権関連の憲法解釈を変更した安倍政権を批判した。そのときの
番組のゲストは、当時の官房長官…そう、菅義偉である。国谷さんは、菅さんに容赦
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