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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』
第425号2021.4.13配信分
●65歳以上の運転免許保有者数は1907万8120人
まずは訂正とお詫びから。先週の伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』第424
号4月6日配信分で数字の誤記がありました。
"現在、65歳以上の運転免許保有者数は3986万0087人。まあそんなもんかな
という印象だったが、全保有者数は8198万9887人であり、いわゆる高齢者の比
率はなんと48.6%に及ぶ。男性4459万6553人、女性3739万3334人は、私が免許
を取得した1970年の男2168万3599千人、女476万5630人と大きく様相を変えた。
免許保有総数でも2644万9229人と当時の総人口(1億0372万人)の4分の1に留ま
り、クルマの保有台数と共に大きく変貌を遂げている。"
と記しましたが、2020年(令和2年)末の65歳以上の運転免許保有者数は1907
万8120人の誤りでした。全保有者数の8198万9887人は間違いないので、高齢者
比率は23.3%ということになります。幾らなんでも路上を行くクルマを中心と
する乗り物を走らせる有資格者の半数近くが老人はない。
警視庁の統計に記されたデータには、16歳からの5歳区切りだ85歳以上まで
の項目に加えて、65歳以上、70歳以上、75歳以上、80歳以上の4項目が付記さ
れている。迂闊にも、65歳以上の数字に70、75、80歳以上と分けて記載されて
いたデータを足してしまった結果が3986万0087人。それを比率に直すと48.6%
になる。
日本の公官庁が公表する統計データの多くが「何でこんな分かりにくい分類
をする?」呆れる場合が多いのは事実だが、疲れた頭の思考能力がセンセーシ
ョナルな数字に酔ってしまった結果。まあお恥ずかしいかぎりという他ない。
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