いよいよ菅政権下初めての国政選挙が火ぶたを切った。
衆参合わせて3つの補欠選挙・再選挙である。
1 衆議院北海道2区
2 参議院長野選挙区
3 参議院広島選挙区
当初は北海道と長野の補欠選挙のみの予定であった。
北海道2区は吉川貴盛元農林水産大臣が贈収賄事件を受けて議員辞職したことに伴う補欠選挙なので、自民党は大敗するのを恐れて候補者を擁立しなかった。 一説には吉川元大臣が息子を本選で候補者にしたいために補欠選挙では自民候補を立てないよう総理に懇願したとも言われている。
長野は立憲民主党の羽田雄一郎参議院議員の死去によるものだ。 ご存じのように長野は羽田孜元総理の地盤であり、弔い合戦の様相もあって当初から野党有利と言われている。
そこで自民党は、河井案里元参議院議員を補欠選挙と同じタイミングになるように議員辞職させ、せめて広島だけでも勝てるようにした。 2連敗を避け1勝2敗にしたかったのだ。
しかし、広島も自民候補が苦戦している。
3選挙区の世論調査を見てみよう。
【北海道2区】(某放送局のデータ)
立憲民主党 松木けんこう 36
無所属 鶴羽よしこ 5
日本維新の会 山崎泉 2
無所属 長友隆則 1
【長野選挙区】(地元紙の調査)
立憲民主党 羽田次郎 55
自由民主党 小松ゆたか 42
【広島選挙区】(某放送局のデータ)
野党統一候補 宮口はるこ……
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