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「足元」から崩れる老大国、習近平が知らない潜在成長力の急低下 「米国に勝てず」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/04/22
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近代化へ向かう国民意識 女性が求める離婚請求増 米戦略は技術断絶で圧迫 TPPが鬼門になる中国 中国4000年の歴史において、これまで一度も人権尊重という近代化意識が根付かなかったのはなぜか。それは、儒教による社会秩序の維持が最善という教えが、大きな理由であろう。中国の国づくりの骨格が、現在まで古代思想によって形成されてきた結果である。中国共産党の考えは、儒教思想である。 中国の革命とは、易姓(えきせい)革命であり、皇帝が代わるだけである。現在の共産党政権も、国民の選挙で選ばれた政権でない点で、易姓革命の延長に過ぎない。西欧の「革命」は、過去と現在を断絶する意味で、まさに革命の名に値する。中国の易姓革命は、過去の継続であり、過去との断絶をしなかったのである。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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