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第638回 アメリカの中国依存脱却でインフレ悪化?、パーカーの最新予言、小説 明治維新がなかったら?

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ~世界の未来を、政治経済のみならずスピリチュアル系など利用可能なあらゆる枠組みを使い占う!~ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第638回 アメリカの中国依存脱却でインフレ悪化?、パーカーの最新予言、小説 明治維新がなかったら? …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回は記事が長くなるので、前回の記事の要約は割愛する。 いつものように今回も新型コロナウイルスに関する最新情報をお伝えする。 次にメインテーマとして、バイデン政権が進めるサプライチェーンの中国依存脱却が引き起こす危険性について解説する。最悪のタイミングで実施される政策かもしれない。 次に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーの最新予言を紹介する。 最後に、今回から始める新しいコラムを掲載する。おまけである。大分以前に筆者は、日本で明治維新が起こらず欧米の植民地となったという設定で、フィクションを書いてほしいという依頼があった。それを連載で掲載することにした。 ▼廃水で長く生存する新型コロナウイルス それでは今回最初のテーマを書く。廃水に混入した新型コロナウイルスが長期間生存し続ける可能性についてである。いまだに日本では、新型コロナウイルスの蔓延は拡大している。今回の情報は感染を予防する上でもぜひ知っておくべきだろう。 インド、ニューデリーの「ジャワハーラールネルー大学環境科学部」とアメリカの「ミシシッピ州立大学化学部」の研究チームは、廃水の成分を研究した世界の120ほどのレポートを調査したところ、世界中の廃水に新型コロナウイルスが混入していおり、これが新たな感染源になることに注意を喚起した。これを介してウイルスは、人間のみならず家畜や野生動物にも感染する可能性があるという。 ●長い生存期間 廃水に混入したウイルスは、感染した宿主の尿と糞便として排泄されたものだ。驚くべきは廃水に混入したウイルスの生存期間だ。これまで新型コロナウイルスは、血清サンプルで16日間、感染者の気道で約18日間、そして糞便では22日間、検出可能な状態で生存することが知られている。 しかし、条件がよければ糞便中のウイルスは、30日以上にわたって、感染可能な状態で生存し続けることが分かった。もちろんこれは、廃水を経由した感染の可能性を示している。またそとともに、廃水から検出されるウイルスの量を調べることで、特定地域における感染の実際の広がりを推定することができるとしている。 これは、科学誌、「Science of the Total Environment」に掲載された「環境におけるコロナウイルス:発生、持続性、水処理システムの分析と可能な管理」という論文の内容だ。これは研究者から認定(査読)された論文である。もしこの論文の調査の内容が正しいのであれば、廃水から感染することも十分にあり得るので、注意する必要があるだろう。 日本の感染拡大はまったく収まっていない。ゴールデンウィークにもなるので人出も多くなっているが、危機感だけは失ってはならないように思う。 ▼最悪なタイミングの中国依存脱却 それでは今回のメインテーマを書く。最悪なタイミングで実施されそうなアメリカの中国依存脱却である。 4月16日、アメリカのバイデン大統は、今年1月に政権発足後初めての外国首脳として日本の菅首相をホワイトハウスに招き、対面形式による日米首脳会談が開催された。会談では、中国が東シナ海などで力による現状変更を試みていることに反対していくことで一致し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、日米に加え、ASEAN諸国などと連携を強化していくことで一致した。また、台湾海峡の平和と安定の重要性について確認した。 一方中国政府は、日米首脳会談の共同声明が台湾問題に触れたことで猛反発し、中国外務省は「あらゆる必要な措置を取る」と表明し、人民日報系の「環球時報」も「中国を封じ込めるアメリカの戦略に日本が加わり、日中関係の改善は勢いを失った」とする社説を発表した。 しかし、今回の首脳会談でもっとも重要なのは、安全性の高い5Gネットワークの推進や、半導体など重要物資のサプライチェーン構築に関する協力拡大で、日本から一定の協力を取り付けたことだ。バイデン政権は安全保障や経済覇権を巡って対立する中国を警戒し、安全保障上の重要な製品のサプライチェーンの「脱中国依存」を目指している。これはアメリカ、日本、インド、オーストラリアの4カ国(クワッド)の連携を強化して、中国の政治的、経済的な拡大を抑止する戦略の一環だ。

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