2021年 第 16号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。
生きてますか。春になれば、きっと大丈夫。コロナは落ち着くと思っていた今年の1月。
誰がこんな春を想像したでしょうか。
第4波の新型コロナ変異ウイルスの脅威は、まだ留まるところを知りません。
今までのコロナとは、違う病気に見えるほどです。今までに比べ、呼吸不全の患者さんが
多くなり、しかも、基礎疾患のない20代~40代の人までがコロナ肺炎になっています。
肺炎というのは、片方の肺だけやられることがほとんどなのですが、第4波以降、両肺を
やられている人が増えており、呼吸器不全を起こしやすいのです。
自宅療養者の数は、日に日に増えていくばかり。
今朝の発表によれば、大阪府の医療提供体制(22日時点)で、重症病床は272床、入院
者数は328人で120.6%。自宅療養は9202人、調整中は2950人とのこと。
また、この3週間で自宅療養や調整中に9人が死亡。6人が自宅療養中、2人が宿泊療養
待機中、1人は療養先調整中だった。
また、厚労省の発表によれば、コロナ患者向けの病床使用率(21日午前0時時点)は、
石川、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、徳島、沖縄の10府県が使用率
50%以上となり政府の対策分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)の目安に達した。
自宅療養者は。全国で1万7520人となり、前週の約1.5倍に増えた。
政府は23日、東京、京都、大阪、兵庫に緊急事態宣言の発令を決定。
最も使用率が高かった沖縄(87.5%)のほか、大阪、兵庫、和歌山で80%を超えた。
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