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【痛くない死に方 2021年第16号】東京女子医大崩壊? これから大学病院の医師はどうなるの?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2021/04/23
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2021年 第 16号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 こんばんは。長尾和宏です。 生きてますか。春になれば、きっと大丈夫。コロナは落ち着くと思っていた今年の1月。 誰がこんな春を想像したでしょうか。 第4波の新型コロナ変異ウイルスの脅威は、まだ留まるところを知りません。 今までのコロナとは、違う病気に見えるほどです。今までに比べ、呼吸不全の患者さんが 多くなり、しかも、基礎疾患のない20代~40代の人までがコロナ肺炎になっています。 肺炎というのは、片方の肺だけやられることがほとんどなのですが、第4波以降、両肺を やられている人が増えており、呼吸器不全を起こしやすいのです。 自宅療養者の数は、日に日に増えていくばかり。 今朝の発表によれば、大阪府の医療提供体制(22日時点)で、重症病床は272床、入院 者数は328人で120.6%。自宅療養は9202人、調整中は2950人とのこと。 また、この3週間で自宅療養や調整中に9人が死亡。6人が自宅療養中、2人が宿泊療養 待機中、1人は療養先調整中だった。 また、厚労省の発表によれば、コロナ患者向けの病床使用率(21日午前0時時点)は、 石川、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、徳島、沖縄の10府県が使用率 50%以上となり政府の対策分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)の目安に達した。 自宅療養者は。全国で1万7520人となり、前週の約1.5倍に増えた。 政府は23日、東京、京都、大阪、兵庫に緊急事態宣言の発令を決定。 最も使用率が高かった沖縄(87.5%)のほか、大阪、兵庫、和歌山で80%を超えた。

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
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