何度も言うが相変わらずワクチンが回ってこない。
私の病院のある川崎では、すでに高齢者がワクチンを打ち始めているというニュースが流れているのに、何を考えているのかよくわからない。
プレジデントオンラインで、前回のメルマガで書いたように医療関係者と入院患者にワクチンをきちんと打たないと、いつまでもの入院ベッドが増えないのではないかという話とワクチンの副反応がひどいので、先に医療関係者でどの程度の副反応が出るのか把握しないと発熱トラブルでワクチンを怖がる人がどんどん増えてしまう話を書いたら、反響が大きかった。
なぜ入院患者を優先しないのかという不満の声も高まっているという。
私が、そこで一番問題にしたいのは、「専門家」会議と称する集団が、どういう考えで、ワクチンの優先順位を決めたのかということだ。
医療関係者を優先するのは、それを単に労うためだったのか?
自分たちが医療関係者だから、先に打ってもらいたかったのか?
おそれくそうではなく、医療関係者がワクチンを受けると、もっと安心して患者を診れるし、ベッドも空きやすくなると考えたはずだ。
それなのに、だったら入院患者にもワクチンを打たないと、コロナ感染者を受け入れると、そうでなくても弱っている入院患者が感染することになったら大変というのは、臨床をやっていたら誰でも思いつくことだろう。
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