【第4号】大川原 明の「アキーラ海外見聞録」4月25日発行『ブラジル・リオデジャネイロ最大のスラム(ファベーラ)』
目次
1.ブラジル・リオデジャネイロ最大のスラム(ファベーラ)
2.寺内寿一元帥のお墓などがある『シンガポールの日本人墓地公園』
3.海外で危ない目に遭わない秘訣!危険回避術伝受
1. ブラジル・リオデジャネイロ最大のスラム(ファベーラ)
世界各国を周っていると貧困地域は必ずある。英語でSlum(スラム)と呼ばれ、ブラジルではファベーラと呼ばれている。ブラジルのほぼ全ての大都市と中規模都市では必ずと言っていいほど、ファベーラはあり、その殆どが不法占拠により、不法に建てられたものである。
ファベーラ内ではギャングによる犯罪、抗争、麻薬なども横行しており、外国人観光客も多く銃撃や刺されるなどの被害に遭っており、単独での潜入は控えるべきである。撮影には特に注意が必要である。銃器は普通に出回っており、よそ者の素人がファベーラに気軽に潜入するというのもお薦め出来る事ではない。
リオデジャネイロの人口は市域を合わせて650万人程、人口はブラジル2位の規模を誇り、かつては同国の首都であった都市。市内には多くのファベーラがあるが、その中でも最大のファベーラが『ホシーニャ』である。標高533mのドイスイルマンの山の斜面に一大貧民街を形成している。
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