もちろん、「役」は、在ってくれるほうがまったく無いよりも絶対いいので、
役柄に出会えることはありがたいです。
でも、
世の中には、もっともっと職業も、生き様も、存在するわけですから、
多彩な役があっていいはずです。
さらに、
気をつけて見ていかないといけないのが、
類型的で表面的、
深みのない描かれ方のアジア系キャラクターが、
少なくともこれまでの映像化の歴史の中では、
多々あった、という事実です。
しつこいほど頻繁に見られるアジア人の【ステレオタイプ】は、
(※ stereotype とは、独創性、新鮮さに欠けるような紋切り型の固定概念・先入観・認識、
偏見を生みやすいレッテルのこと)
「頭脳は明晰だが、モテない」
「眼鏡をかけている」
「ちょっと天然、ズッコケがち」
「英語がカタコト」
「寡黙、無口」
「なぜか皆、武術のたしなみがあって、男女共強い」
「経営者で人間性に劣る」
「大声で怒鳴る」
「従順、忠実な相棒」
「(女性の場合)着物かチャイナドレスでセクシーさが強調される」
などなど。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)