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第188号.遺族年金を貰いながら頑張って働いても、年金の増え方が圧縮されてしまう事例。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 金額は人それぞれ違いますが、65歳以上になるとほとんどの人が老齢の年金を受給するようになります。 それと同じく遺族年金を貰う人も増えてきます。 なぜかというと夫婦の一方が亡くなる場合が多くなってくるからですね。 特に夫が先に亡くなる場合が多いので、妻に遺族厚生年金が支給されるという事が圧倒的に多いです。 もちろん夫に支給される場合もありますが、遺族年金は男性にはあまり有利な年金ではないです。 事例で取り上げてきたように65歳以上の人が貰う遺族厚生年金というのは、自分が貰う老齢厚生年金を超える額が支給されます。 たとえば老齢厚生年金80万円の人に、遺族厚生年金90万円が発生したとすると両方の年金を貰って190万円にはなりません。 遺族厚生年金から80万円を引いた残りの10万円を遺族厚生年金を支給する事になっています。 ーーーーー ※注意 平成6年改正で、遺族厚生年金×3分の2+老齢厚生年金×2分の1の貰い方ができるようになりました。 上の金額を用いて計算すると遺族厚生年金90万円×3分の2+老齢厚生年金80万円×2分の1=100万円。 この100万円が遺族厚生年金になって、老齢厚生年金80万円との差額の20万円が遺族厚生年金として貰える。 ちょっと混乱しやすい計算ですが、大切な計算なので覚えておきましょう。 ーーーーー

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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