知り合いがオーベルジュを開業されたということで、生まれて初めて秋田県に入ることになった。これで60年の人生で47都道府県すべてを制覇することになる。
行きの新幹線は函館行きなのに自動販売機でグランクラスが買えない。変だと思ったら、車内サービスがないので窓口で少し安いチケットを買わないといけないそうだ。
いろいろとすったもんだがあって飛び乗る羽目になったのだが、車内販売もないと聞いて唖然とした。
何度か書いたと思うが、私はひどい時は血糖値が600の糖尿病で、最近は心不全も見つかって利尿剤も飲んでいる。水分補給が必須なのに、車内販売も自動販売機もない。前の気のよさそうな老夫婦が弁当を食べていたので、思い切って声をかけたらお茶をめぐんでくださり、お金も受け取ろうとしない。
本当に九死に一生を得た感じだった。
高齢者が多いこの国で脱水がいかに命とりかJR東日本はわかっていないらしい。エコノミークラス症候群でも水分補給が必須なのは当然のことだ。こんな医学知識のない会社が独占で長距離列車を走らせているのは信じられない。こんなことだから、間引き運転で余計に密を作るようなことを平気でやるのだろう。
理系の人間が多く入社しているはずなのだが、この会社に入ると思考停止になるのだろうか?
大人の休日とかいうのなら、もう少し高齢者の健康にも気を遣うべきだ。
高齢者にはコロナ以外にも怖い病気はいくらでもある。
現実に、遅ればせながら、やっとフレイルの急増問題が日経に出ていた。
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