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vol.071:コロナ終息後にも定着した5つのトレンド。ライブコマース、社区団購、リモートワークなど

知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
  • 2021/05/10
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 071 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。 今回は、コロナ後のテックビジネスのトピックをご紹介します。 中国では、武漢市封鎖という厳しい処置をとったこともあり、2020年の5月頃にはほぼ終息と言っていい状態になり、それから1年が経ちました。中国の方に聞いてみると、多くの人が新型コロナの記憶は薄れていると言います。商店に入る時と、公共交通機関を利用する時は、未だにマスク着用が義務付けられている都市が多いですが、外を歩く時のマスク着用は義務付けられていません。ただ、商店に入ったり出たりする時に、マスクをつけたり外したりするのも面倒なので、道を歩く時もマスクをしたままの人が多かったのです。 しかし、5月になって、暑くなってくると、さすがにマスクは息苦しく、あごかけ状態にしている人、外してしまってポケットやバッグにしまう人なども増えてきているとのことです。 この1年で、中国の消費スタイルは大きく変わりました。トレンドは、対面から非接触へです。スーパーに行くのではなく、生鮮ECで食料品を配達してもらう。会社に出勤するのではなく、在宅でリモートワークするなどです。 重要なのは、このようなことが広がったのは、コロナ禍による緊急避難でしたが、終息から1年経ってもまだ行われているということです。つまり、コロナ対策だけでなく、別のメリットを感じ取り、新しい日常を作りつつあるということです。その新しい日常というのは、以前と比べれば感染症に対しても強くなっています。 日本も早くコロナが終息してほしいですが、終息したからといって、以前とまったく同じ日常に戻すことはできません。別の感染症が流行した時に、また同じ痛みを繰り返すことになるからです。多くの人がつらい思いをしたのですから、これを教訓として、感染症に強い新しい日常を作っていく必要があります。 それを考える時に、中国の状況は先行事例として参考になる部分があります。そこで、今回はコロナ終息後にも定着をした新しいトレンドについてご紹介します。 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 071

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