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第191号.国民年金だけに与えられた独自の寡婦年金と死亡一時金の考え方と大切な計算比較。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは。 年金アドバイザーのhirokiです。 国民年金の独自給付として有名な給付で、寡婦年金と死亡一時金というのがあります。 なぜ国民年金独自にそのような年金があるのかというと、保険料の掛け捨て防止のためです。 せっかく今まで保険料を納めてきたのに何の給付も貰えず意味が無かったとなってしまうからですね。 ただ、自分が老齢年金貰えないから今までの保険料を返してほしいというのではなくて、あくまでも自分が死んだ時に一定の遺族に対して給付するというパターンのみです。 でも厚生年金だって今まで保険料を納めてきたわけだから、掛け捨て防止の給付が用意されてもいいんじゃないの?と思われるかもしれませんね。 遺族厚生年金を貰う時に、厚生年金はもらえる範囲が広いですよね。 遺族の範囲としては配偶者、子、父母、孫、祖父母の順で最優先順位者となっています。 さらに配偶者は子が居なければならないという必要は無いです。 ところが国民年金からの遺族基礎年金は必ず18歳年度末未満の子が居る事が前提となっており、子が居ない人は全く遺族給付を受ける事が出来ない。 よって、国民年金には独自の掛け捨て防止の給付を設けています。 さて、まず寡婦年金の支給条件をまとめます。 寡婦年金は女性しかもらえない。

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