メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

2021年5月14日号(Vol.160)-相手からのタフな質問への答え方&イスラエルーパレスチナ紛争の正体とは?

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第160号(2021年5月14日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもお読みいただきありがとうございます。 また、コメントやご質問、ご相談も頂戴し、本当に嬉しいです。 まず【1】のコーナーでは、今週から、 【相手からのKiller Questionsをチャンスに変える答え方】についてお話しいたします。 これまで何度か 【交渉・コミュニケーションにおいて主導権を握るためには、 “正しい”問いが重要】 というお話をしてきました。 自分に合ったお話のテンポを作り出し、交渉やコミュニケーションで主導権を握り、 自らの目的を達成するためには、問いの技術は非常に重要です。 問いの技術と同じくらい重要なのは、 【相手から発せられた問いにいかに答えるのか】という答え方です。 特に相手が尋ねる内容が、以前にも触れたHardest Questionsだったり、 相手がこちらにとどめを刺しに来るようなkiller questionsだったりする場合には、なおさらです。 今週号からしばらく、“答え方”のコツについて秘密を明かしてみようかと思います。 次に、国際情勢ですが、今週もいろいろな動きがありました。 一つ目は、5月11日にクーデター発生から100日が経ったミャンマー情勢です。 こちらについては、相変わらず国軍による民主化運動グループへの武力行使が止まらず、 それに対応するために民主派グループ側も武装を進めるなど、対立の構造がより鮮明化しています。 また国軍に対する民主派グループのデモも続いており、その形態や性格も変容してきました。 まだまだ解決の兆しが見えませんが、本件については、引き続きwatchしておきたいと思います。 2つ目は、【イスラエルとパレスチナの間でエスカレートする武力対立】についてです。 イスラエルが東エルサレムに居住するパレスチナ人に対して立ち退きを要請し、 それに反発するパレスチナ人がデモを起こし、その鎮圧のために乗り出したイスラエル警察との衝突を機に、 両サイドの対立は東エルサレムからガザ自治区へ拡大し、著しいエスカレーションの一途を辿っています。 情報筋からは『中東戦争に発展する可能性を帯びてきた』とのことですが、 しばらく落ち着いていたように見えたイスラエルーパレスチナの相克が突如、 ここまでのエスカレーションにつながったのは“なぜ”なのか。 今回、【2】の【国際情勢の裏側】のコーナーで分析してみたいと思います。 今回もいろいろなお話しをしますが、どうぞお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 金曜日(年末年始を除く)