出生データ改ざんの疑い
目前にきた高齢社会入り
続出する年金財政の破綻
米中明暗分ける必見資料
中国は昨年、10年に一度行なう国勢調査の年であった。結果は、今年4月初めに発表予定であったが、なぜか二度も遅れて5月11日に発表された。この発表遅延が、多くの憶測を生んでいる。事前に、2020年の総人口が減少したという『フィナンシャル・タイムズ』の報道もあり、人口の水増しをしたと疑われている。
中国統計への信頼性は、このように低下している。GDP統計も、約1年分の成長率が水増しされているという検証結果もあるほど。人口統計と並んでGDP統計は、中国の国力の基本を示すものである。習近平政権が、対外的に威圧感を与えるには、前記の二統計を膨らませる必要があるのだろう。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)