■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□
<1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>
ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1160
<Vol.1160:コロナで露呈した「長期停滞」という問題>
2021年5月19日:アイマイな誇大/寡少統計の横行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
過去の論考/業務の案内
http://www.cool-knowledge.com/
有料版の登録/解除
https://mypage.mag2.com/Welcome.do
購読方法や、届かないことについての問い合わせ
→ Reader_yuryo@mag2.com
*スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。
改行なしは、メーラーの幅の調整により、読みやすくなります。
著者Systems Research:吉田繁治
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
われわれの直接経験の範囲は、身辺に限られて狭い。このため日本の「純文学といわれるもの」は身辺と経験を描きました。日経新聞では小説「みちくさ先生(夏目漱石の伝記風小説:伊集院静)」が連載されています。漱石の小説は、自分の狭い直接経験を脚色して描いたものです。全集を、平均で2回くらいは読んだでしょうか。もっとも好きなものは『草枕』です。
間接経験の領域は、広い。しかしメディアに依存するものであり、人間性のリアリティのあるものにならない。個人からは空想になるので、小説には不適だったからです。
しかしわれわれは、第一にTV、次に新聞や電子ニュース、そして40歳代以下の世代はスマホによるSNSから「間接経験」の世界を知ります。
【梅雨の集中豪雨の報道】
さて、私小説風に卑近なことです。昨日ZOONで、テレワークの教育・研修をしました。その地は、「梅雨による豪雨、浸水がある」という朝のTV報道だったのです。
最初に「TVは、その地は豪雨といっていますが、どうですか。浸水はありませんか?」と訊ねました。「いや、ここは、たいしたことはありません」ということでした。
【ポルノグラフィー的報道】
ここにも「TVとメディアの報道の特性」が現れています。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)