メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【痛くない死に方 2021年第20号】浪花の料理の鉄人・神田川俊郎さんはなぜ死ななければならなかったのか?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2021/05/21
    • シェアする
2021年 第 20号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 こんばんは。長尾和宏です。 いよいよ来週から、我がクリニックでもワクチン接種が始まります。 予約の予約や問い合わせが殺到し、落ち着いて寝る暇もなく1週間 が過ぎました。 思ったよりも、時間がかかりそうだと、個別接種を受け入れた開業 医たちは異口同音に悲鳴を上げ始めました。 それでも国は、「7月末までに高齢者3600万人への接種をおわら せろ」と言って憚りません。総務省の調査では85パーセントの自治 体が「できる」と回答していたといいますが――無理。 それが現場の実感です。なのに、なぜ?  しかも、4月末に厚労省が内々に調査した際は6割を超える1100自 治体が「7月中に完了できない」と回答していたのに、なぜ? 以下は中日新聞の記事から抜粋。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「妙な電話が来ている」。四月二十八日の千葉県内の会合。 ワクチン行政を担う厚生労働省ではなく、総務省から首長を指名し、 接種完了の前倒しを求めてくることが話題になった。同じ時期、宮城 県の自治体職員は「完了が八月以降のところが狙い撃ちされている」 と取材に話した。中国地方の県関係者は電話口で「厚労省でなくうち が動いている意味合いは分かりますね」と言われた。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
  • 660円 / 月(税込)
  • 毎週 土曜日(年末年始を除く)