ビジョン、ミッションよりもパーパス=存在意義で!
1. コラム「タカオカ的ナウい日常」
─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます!
Vol.78 : 『ナラティブカンパニー』
「ナラティブ」といえば『NTガンダム』というのが人類の常識だと思うのですが、そんな常識を打破すべく、PR界の大御所である本田哲也さんによって上梓された最新刊です。
『ナラティブカンパニー - 企業を変革する物語の力』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0919PM1YK
いわゆる「ストーリー=物語」と「ナラティブ=物語的な共創構造」を区別して、企業のマーケティング/PR活動における「ナラティブ」の有用性を説いています。
もっともこの概念、たしか数年前には既に本田さんが話していたので、新しいというより今回しっかり整理して活用しやすくまとめたものが本著になるのかと。
さて、僕はいわゆる書評的なものを書くのが苦手なので、シンプルに所感を。
・「ナラティブ」という言葉を使う使わないは自由として、ここに記されているその考え方は今後のビジネス、あるいはもっと大きく「夢の実現」にとって必須だと考えます
・特に「ナラティブ」を実践するステップの第一番目に記されている「パーパスの設定」はめちゃくちゃ重要かと。ここだけでも立ち読みすべし。特に、スタートアップ企業でプレスリリースに「xx社はyyをミッションとして〜」とやたらと自社よがりな宣言を書いちゃった覚えがある広報担当の方はw
*Bespoでもこちらを参考に「パーパスの設定」に取り組もうと思います。
・「ナラティブ」の例として出てくるパンテーンと味の素。パンテーンの例はかなり嫌いで、味の素の例はかなり好きです。なんでそう思うかは読んだ方と議論してみたいです
<続きは本文でお楽しみください>
2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」
─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。
『ビジョン、ミッションよりもパーパス=存在意義で!』
上述のコラムでも書いた本田さんの著書『ナラティブカンパニー』で触れられている「パーパス」。英語ではPurposeであり、「存在意義」と訳されています。
今回のメインではこの「パーパス=存在意義」の設定について、実際のBespoのケースを通じて深掘りしたく思います。
会社のビジョンとミッションってよく聞きませんか?
一方で個々の会社のビジョンとミッションってほとんど頭に入ってこない、あるいは思い出せなくないですか?(ひょっとして僕だけでしょうか?汗)
頭に入ってこない、あるいは思い出せない理由って2つあると考えています。
1)ビジョンとミッションの定義が曖昧でどっちがどっちかわからない
2)どちらにしても「自分の会社よがり」で他人からしたら別にどうでもよい
例えばこちらの記事をご覧ください。
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