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第101号 2021年6月4日発行
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限界を打ち破る!基礎からのゴルフレッスン
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ゴルフラーニングスクエア グロス 田中振一朗
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★★★ メルマガ 101号★★★
目次
1. はじめに 上達のために必要な「理解すること」の理解
2. 新グラビティプレーン理論 クラブの動き編10 接点4の注意点
3. グラビティプレーン理論 体の動き編101 ポジション6での個人差
4. 実践ドリル編101 腰の回転軸ドリル
5. お手本スイング映像101 ロングアイアンが難しい理由
6. 今月の文字
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1. 上達のために必要な「理解すること」の理解
このことは前にも一度書いたことがありますが、人間というのは、ある年齢をすぎると、物事の(差)しか理解どころか認識さえできません。
人間は幼少期に基準となるものを記憶します、例えば、分かりやすいのが音感です。幼少期に絶対音感を身に着けることは、誰にでも出来ますが、ある一定の年齢を過ぎると、決して身に着けることはできず、それ以降は音と音の違いは分かっても、その音の周波数を言い当てることは絶対にできません。
部屋の中に1人でいる時、別に窓の方を見ていなくても、窓が視界に入っていた場合、窓の外で何かが動けば、そちらを向いてしまうはずです。よほど何かに集中していれば別ですが、何かが動いたという変化ほど、人間にとって重要(危険が迫っているかもしれないので)なことはないので、その変化を無視することはできないのが普通です。
流石にゴルゴ13のように、視界に入っていない人が後ろにいることに気付いて反応する人は少ないでしょうが、例えば、視界の中に自分の誕生日の数字が入ったとしたら、そちらに目が向いてしまうものでしょう。その数字は、自分が特に意識している数字だからです。もちろん、全くの偶然でその数字に出会うこともあります。
自然界でも同様に、動物が、最も認識するのは動くもので、次に色や匂いの差などを認識します。だから、自分を守りたい生き物は保護色になって、動かないようにすることで、存在を隠しています。
人間でも動物でも、そんなふうに物事の(差)しか感じることはできないし、それを感じることで、自分の存在を感じることができ、自分の存在を感じたり、認識したりすることが、幸福感にさえ繋がります。
例えば、食べ物でも、中はトロッ、外はサクサクとか、パリッとしてジューシーとか、そういう明確な(差)を感じるものを、人は美味しいと感じます。(もちろん、それだけではないです)だから、そういうことを理解して商品を提供しているお店は流行るし、いくら味は美味しくても、食感までを理解して提供していないお店は滅多に流行りません。
最近、インスタでバズった人は、綺麗な時の自分と、不細工な自分とを同時に見せてバズりましたが、それも納得のいくことです。
言葉の学習にしても同様で、普通はThis is a pen.とか、そういう簡単なbe動詞に始まり、次はI have a book.などを学び、その後、過去形、未来形、現在完了形、現在完了進行形、不定詞、動名詞・・・と別々に学ぶから理解できません。そうではなく、
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