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貞子第二メルマガ:今夜の米の雇用統計は「良いインフレ」と「悪いインフレ」との分かれ道?~「賃金ショック」は走るのか?~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/06/04
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目下のアメリカでは、CPIにしろPCEデフレーターにしろ、コア のインフレ率ではだいたい3%くらいの高めのインフレが巻き起 きています。 目下のアメリカ株式市場では、「アメリカで今起きているインフレ」 は、「賃金上昇を伴う良いインフレなのか?」、それとも「賃金上昇 を伴わない悪いインフレ(=スタグフレーション、不況の中の物 価高)なのか?」で、まだ判断に迷っているようです。 「やや高めだけれど、賃金上昇を伴う『良いインフレ』が巻き起き ている」ことがはっきりと証明されるまでは、株式市場はなかな か勢いよく上昇しないところがあります。 ちなみに、賃金上昇率が物価上昇率とほぼパラレル(平行して)に 上昇していると、「それは良いインフレ」です。 その反対に、賃金上昇率が物価上昇率に追いつかないでいると、 人々の購買力が徐々に低下するので、それは「悪いインフレ(=ス タグフレーション、不況の中の物価高)」です。 本日6月4日(日本時間で今夜の9時半)、アメリカでは「5月の 雇用統計」が発表になります。 この日の雇用統計では、賃金上昇率に注目!!! この日の統計で、「今起きているのは『良いインフレ』で、『悪いイ ンフレ』は起きていない」ことが証明されるかもしれません。 そうなれば、すばらしく「インフレ押し上げ要因」であり、「株価 の押し上げ要因」となります。 その反対に、長期金利が過剰反応して、株式市場で一時的に「賃金 ショック」のようなものが走れば、その時は「買い」でしょう。

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