2021年 第 22号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
おはようございます。長尾和宏です。
昨晩は(も)いろいろありまして、配信が半日遅れてしまいました。
大変申し訳ございません。
6月になりました。5月、戦場のようだった発熱外来の人は急激に減り
つつあります。波が引くように、陽性患者数が日に日に減っていってい
ます。そのかわり、今はコロナワクチンのせいで戦場と化して
います。先々週からこのメルマガでも書いていますが、すべてはオリン
ピック開催ありきの、7月末までに高齢者のワクチンを終わらせろと言
う大号令……誰のためのワクチンか、なんのためのオリンピックか?
日を追うごとに、僕の頭は混乱しています。
先日、夜間の緊急往診を終えて真夜中にテレビをつけたらNHKスペシ
ャルで、『明治神宮 不思議の森』という番組の再放送をやっていました。
御覧になった方も多いのではないでしょうか?
僕は学生の頃から、何度も明治神宮に行っている。
若者でにぎわう原宿駅から神宮橋を渡って、荘厳な鳥居をくぐれば、緑
生い茂る神の世界だ。流行の最先端をいく都会の街からたった数分で、
まったく違う次元に踏み込んだ感覚になる。この神々しさはなんだ?
もし僕が東京の人間だったら、絶対にここで結婚式を挙げていたと思う。
その僕の想いが、この番組を見て確信に変わった。
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