★RANGAI文庫通信 No.31
2021年6月5日発行
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目次
■RANGAI文庫編集室より
・赤野四羽句集の編集作業に入っています
・RANGAI文庫は装丁に著者の意見を入れ
てゆきます。
■早坂の近況
・佐川恭一「ダムヤーク」と大江健三郎
のダムヤーク
・夫婦でワクチンを打てないのです
■書評「ウンベルト・サバ詩集」
■メルマガへの参加、質問など
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■RANGAI文庫編集室より、早坂類です。
前回の配信で「最近珍しく新作短歌の原稿
依頼が二件続けて(早坂に)舞い込みまし
た」と書きました。そのうち一件は提出済。
RANGAI文庫賞の佐川恭一さんの名前を入
れた一首に編集の方が反応してくれました。
笑。雑誌が発売になりましたらまたご報告
します。
さてRANGAI文庫、句集の編集作業に入っ
ています。早坂の脳内で現代俳句と言えば
攝津幸彦。彼の俳句に出会うまで、俳句に
はほぼ興味がなく、ただ、俳句から短歌に
入ってくる方の作品の美しい乾き具合は気
になっていました。
階段を濡らして昼が来てゐたり
北方を目指す一人の片頬や
攝津幸彦
今、編集中の句集は、創作の遊び場RANG
AIにゲストとしてお招きした赤野四羽さん
の作品集です。赤野さんの句も非常に乾い
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