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東京五輪は一部競技を延期すべきだ/全競技強行なら「8月危機」が来る【No.450】

石川ともひろの永田町早読み!
>>国際オリンピック委員会(IOC)委員で世界陸連のセバスチャン・コー会長(64)は東京五輪が中止となった場合、存続できないスポーツ競技が出てくると警告した。 英紙「デーリー・エクスプレス」によると、コー会長は各スポーツ競技が今後も存続するためには資金が必要なため、東京五輪の開催は不可欠と強調した上で、「ここ(資金面)には非常に繊細な生態系が働いており、これらの提供がスポーツの性質を根本的に変える可能性があります」と話したという。 (東京スポーツより引用) 野球、サッカー、バスケットなどプロスポーツとして成功している競技の場合、世界最高レベルの選手はオリンピックに参加しないことが多い。 なぜなら数億円、数十億円をもらっているので、自分の所属チームの試合に出ることを優先するからである。 しかし、こうしたプロスポーツはごくわずかで、ほとんどの競技の選手たちはオリンピックに出てメダルを取ることを目標に頑張っている。 そして、その結果が人生を左右する。 金メダルを取ることで後の人生が飛躍的に成功する可能性は高い。 一生食べていけることになる。 こうした事情を考慮すると、オリンピック中止が酷なことはよく理解できる。 一方で「8割おじさん」こと京都大学の西浦博教授は、オリンピック終了後の8月中に再び緊急事態宣言が発出される可能性が高いと警告している。 当然、国民の大多数がワクチン接種を終わるまでにもう一度感染者拡大の波が来ることはわかっていることなので、その波をどう抑えていくかが政府の対策のカギとなる。 私は、東京以外で開催予定の競技やいくつかのマイナースポーツは部分延期を検討すべきではないかと提案したい。 私は一昨年、いち早くオリンピックマラソンの札幌大会を提案した。 私の発信力不足で反応してくれる人は少なかったが、少なくとも読者の皆さんは覚えていてくれていると思う。 オリンピックの延期が難しい理由が大リーグとバスケットのNBAとの兼ね合いであることは、世界中が知っていることだ。 要は野球とバスケットの影響なのである。 そして国内問題としては東京ビックサイト(大会時は報道・放送センターとして使用)など……

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