「弱者の味方をしていれば正義の味方でいられる」はもはや有効ではない 佐々木俊尚の未来地図レポート　Vol.657

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 佐々木俊尚の未来地図レポート　　　　　2021.6.14　Vol.657 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.pressa.jp/ 【今週のコンテンツ】 特集 「弱者の味方をしていれば正義の味方でいられる」はもはや有効ではない 〜〜「20世紀の神話」は今こそ終わらせるとき（第2回） 未来地図キュレーション 佐々木俊尚からひとこと EPUBファイル,Kindleファイルのダウンロード先は メルマガ最後に掲載中 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■特集 「弱者の味方をしていれば正義の味方でいられる」はもはや有効ではない 〜〜「20世紀の神話」は今こそ終わらせるとき（第2回） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　20世紀の古い神話を解体しようというシリーズ、その第2回です。今回は、新聞やテレビの報道に今もよく見られる「弱者の味方をすることこそが正義」という姿勢に潜んでいる21世紀的な問題点について。そして「物価高が庶民の生活を直撃！」というこちらもワイドショーなどが今でも盛んに言いたがる決まり文句ですが、この考え方がいかに古いかを考えましょう。 (1)「弱者の味方をすることこそが正義」