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韓国最大野党に「30代・非議員」の党首、既成政治へ不満爆発「霞む文政権」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/06/14
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  36歳党首誕生の裏舞台 進歩派エセ民主主義打破 若者世代が86世代追撃 前検察総長が大統領選へ 韓国最大野党「国民の力」の代表に、36歳非議員の李俊錫(イ・ジュンソク)氏が当選した。李氏は、朴槿惠(パク・クネ)前大統領にその才能を見出されて政治を志してきたが、これまで2回の総選挙に敗れ国会議員ではない。 この李氏が、最大野党代表に就任することは、「青天霹靂」として受けとめられている。日本流に言えば、「三ばん」なしの徒手空拳であるからだ。「三バン」とは、選挙で当選するために必要とされる三要素である。ジバン(地盤)、カンバン(看板=肩書)、カバン(鞄=金)を指している。この「三ばん」なしの李氏が、「三ばん」ありのベテラン政治家に対抗して当選した経緯をざっと見ておきたい。 「国民の力」全党大会では、一般国民世論調査と党員投票を合わせて、李氏は、9万3392票(43.8%)を受け、次点である7万9151票(37.1%)の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)候補を6.7ポイントも上回った。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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