36歳党首誕生の裏舞台
進歩派エセ民主主義打破
若者世代が86世代追撃
前検察総長が大統領選へ
韓国最大野党「国民の力」の代表に、36歳非議員の李俊錫(イ・ジュンソク)氏が当選した。李氏は、朴槿惠(パク・クネ)前大統領にその才能を見出されて政治を志してきたが、これまで2回の総選挙に敗れ国会議員ではない。
この李氏が、最大野党代表に就任することは、「青天霹靂」として受けとめられている。日本流に言えば、「三ばん」なしの徒手空拳であるからだ。「三バン」とは、選挙で当選するために必要とされる三要素である。ジバン(地盤)、カンバン(看板=肩書)、カバン(鞄=金)を指している。この「三ばん」なしの李氏が、「三ばん」ありのベテラン政治家に対抗して当選した経緯をざっと見ておきたい。
「国民の力」全党大会では、一般国民世論調査と党員投票を合わせて、李氏は、9万3392票(43.8%)を受け、次点である7万9151票(37.1%)の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)候補を6.7ポイントも上回った。
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