久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽 」
毎月第1-4 火曜日発行 vol.42 2021/06/15 発 行
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2.今月の課題/「梅雨でも楽しい雨の想い出」
梅雨だからこそ、雨だからこそ、楽しかった。
そんな想い出などありましたら、みなさんでシェアいたしましょう。
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●俺の名は/41歳/東京都
『言の葉の庭』
私の雨の思い出は、新海誠監督の『言の葉の庭』(2013年)という作品です。
雨の日は、学校を休んで新宿御苑に行く高校生の男の子が、そこで出会ったワケあり風のお姉さんと、梅雨の季節に新宿御苑でひっそりかつ、ゆっくりと交流を深めていくというお話。
『君の名は。』の1つ前に作られた作品で、新海作品の真骨頂の天候描写、街描写、自然描写が存分に味わえます。密かに『君の名は。』とクロスオーバーしている部分もあり、この作品を見て、もう1度、見直すとニヤニヤできます。
ちなみに私が引かれたのは、梅雨時の出会いのロマンチックさ。恋愛的なロマンチックさだけでなく、人生の雨宿り的な、束の間で偶然なんだけど、忘れ得ぬ印象的な出会いを、梅雨の季節が演出しているなと思ったワケです。
また、恋愛話っぽく作られていますが、人との向き合い方を考えさせられる作品で、メインキャラクター2人の心の成長の話なのかなと思って見ていました。
秦基博さんが歌うエンディングテーマの「Rain 」(元々は大江千里さんの歌)も作品にマッチしていて最高です。
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