久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽 」
毎月第1-4 火曜日発行 vol.42 2021/06/15 発 行
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4.久米のイチオシ
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「私のギター神1 パット・メセニーの何でもあり名演」
私の青春時代、即ち1970年から80年代にかけては、ギターを弾かないもの若者にあらずのような狂態でした。流されやすい私も、フォークギターに始まり、ロックなエレキギター、フュージョンなセミアコギターまで、一通りかじりました。
どれひとつモノになったわけではないのですが、その時々にギター神と仰ぐ大好きなギタリストができて、今も愛聴できているのは幸せなこと。
その中から、オトナが聴いても楽しめる?ギター神を、時々ご紹介させていただくことにしましょう。
記念すべき?第一回は、パット・メセニーです。
高校生になって、そろそろロックを卒業したものの、まだジャズまで行けずに、フュージョン(当時はクロスオーバーと言いました)に傾倒していた私。その時に出会って衝撃を受け、今でも大好きなのがパット・メセニー(以下パット様)なのです。
パット様は、13歳で独学でギターを始め、18歳の時に自ら売り込んでプロとなり、かの名門バークリー音楽院で生徒ではなく講師をしていたというのですから、タダものではありません。
しかも、パット様のギターから出てくる音が不思議なのです。
フツーはアタックを強く鋭くするためピックの尖がった方を薄く削って弾いたりするのですが、パット様はピックのまあるい方でやさしく柔らかく弾くのです。
しかもギターシンセサイザーやらエレクトリックシタールやらを使って、摩訶不思議な音を奏でるのです。
まずは代表曲、そして私が一番好きな曲「Last Train Home」を聴いていただきましょう。
あ、聴いたことがある!という人は、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」か、ユーミンのオールナイトニッポンのエンディングで耳にしたのかもしれません。
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