「不言」よりも「有言」のほうが「実行」がうまくいく
まぐまぐメルマガ『銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ』
1. コラム「タカオカ的ナウい日常」
─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます!
Vol.79 : 『港区おじさんゴルフに行く』
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2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」
─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。
『言葉にする力、実行する力』
先日うちの美人税理士さんと打ち合わせしたいた時のこと。
「高岳さんは見た目が全然かわりませんねー」
と、言われ気が良くなって
「その分早く死ぬと思うんだよねー。60歳ぐらいで」
と、美人の目つきがキリッと上がって、
「ダメですよ、そんなこと言っちゃ!言霊といって、本当にそうなりかねませんよ!」
思いの外の強い調子に驚き、一方で、確かにな、と反省しました。
『言霊(ことだま)』とは、端的に言えば、声に出した言葉が現実に起こる事象に影響を及ぼすことであり、古くは万葉集などにも記されたいたようです。
『言霊』あるいは『言魂』と、文字としても説得力がありますよね。
さてその効力やスピリチュアルなことはさておき、確かに明確に言葉を発することは、その後のアクションに影響を与えると考えています。
実際、僕は座右の銘的なことを聞かれると「有言実行」と答えることにしています。(ちなみに好きな言葉は「情熱」です。なぜか笑われますが)
もともとは「不言実行」ではうまくいかなかった時に黙っていられる、そんなものは逃げだ的な若さゆえのつっぱりみたいなことから「有言実行」と言い始めて。
でも今は、「不言」よりも「有言」のほうが「実行」がうまくいく可能性が高まるという確信的な動機から、自分自身の銘として刻んでいます。
なぜか?
それは言葉に出すことにより1)自分、2)他人(チーム、組織)、3)周り(社会)の三者に影響を及ぼすことができるからです。
具体的に説明していきます。
1)自分に対する影響
・やりたことの言語化(見える化)
なにかをやりたい、成し遂げたい、と思ったとしてもそれを頭の中で考えているだけでは「不言」の状態と変わりません。更に言えば、頭の中にしまっている段階では自分でもぼんやりしていたり、混沌としていたり…
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