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第646回 明らかになってきた新型コロナウイルスの起源、プレヤーレンの最新コンタクト記録
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※次回の予告
将来の食糧危機の可能性についてリサーチしてほしいというリクエストを読者の方からいただいた。これは筆者もとても気になるテーマなので、徹底的にリサーチし、次回の記事に書くことにする。
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▼今回の記事の要約
今回はメインテーマとして、新型コロナウイルスの起源に関する情報をお伝えする。新型コロナウイルスは、コウモリから感染した野生動物のセンザンコウが売られていた「武漢海鮮市場」で、人間への最初の感染が始まったというのが公式見解だ。最初の感染者の確認は2019年12月8日であった。
だが、すでにその1カ月前の11月には、「武漢ウイルス研究所」の研究者、3人の感染が確認されていることから、実は新型コロナウイルスは、研究所で管理されたものが漏洩した可能性が指摘されている。研究所起源説だ。
これは一時は陰謀説として公式には否定されていたものの、米バイデン政権は情報機関に90日以内に調査をし、報告書の提出を求めた。
しかし、新型コロナウイルスの研究所起源を巡る情報の多くはほとんど日本では報道されていないようだ。これはアメリカのウイルス研究とも絡んだはるかに複雑な背景があることが分かった。なんと新型コロナウイルスに類似したウイルスの人への感染が最初に確認されたのは、9年前の2012年であった。今回の記事はこのような事実を深く掘り下げる。驚くような事実が明らかになる。
次に、スイス在住のビリー・マイヤーの最新コンタクト記録の要約を紹介する。これは今年の5月5日に行われた第700回コンタクトだ。新型コロナウイルスのワクチンがもたらす危険性と、「インド株」による新たな感染拡大が予告されている。貴重な情報だと思う。
最後に、いつもおまけで掲載している筆者のなんちゃってフィクションを書く。関心がなければ読み飛ばしてほしい。
▼新型コロナウイルス起源を巡る情報
それでは早速今回のメインテーマを書く。新型コロナウイルスの起源に関する情報である。
日本でも報道されているが、新型コロナウイルスの研究所起源を示唆する情報が多くなっている。主要メディアでもこの可能性を匂わす報道も多い。しかし他方、新型コロナウイルスの起源に関しては新しい事実がどんどん明らかになっており、その多くが日本の主要メディアでは報道されていない。
新型コロナウイルスは、一般に考えられているように、「武漢ウイルス研究所」から事故などによって漏洩したものが世界に拡散したという単純なものでは実はない。むろん、まだ本当の起源は分からない。決着のつかない議論が延々と続いている。しかし、「武漢ウイルス研究所」とアメリカの研究機関は密接な関係にあり、この研究所が行っていた新種のウイルス開発には、アメリカの研究機関も深くかかわってたことがはっきりしている。非常に複雑な事件だ。
今回は、新型コロナウイルスの起源に関して現時点で分かっている事実を紹介する。いまのところ、「武漢ウイルス研究所」起源説が証明できる状況ではないものの、驚くべき事実が明らかになっている。
●アメリカと「武漢ウイルス研究所」
実はアメリカ政府の研究機関と「武漢ウイルス研究所」は密接な関係あったことが知られている。いまアメリカと中国は覇権を巡って鋭く対立し、バイデン政権は日本を含めた同盟国と協調して中国の拡大を抑止し、これを封じ込める敵対的な政策を推進している。だがこのような厳しい米中対立が始まったのは、2017年のトランプ政権になってからである。それ以前のオバマ政権までは、「チャイナメリカ」という呼称が一般的に使われるほど、中国とアメリカは政治的にも経済的にも密接な関係にあった。
こうした状況を背景に、あらゆる分野で米中の協力と連携が進められていたのだ。アメリカ政府の研究機関と「武漢ウイルス研究所」との関係も、このような協力関係が当たり前であった状況で進められていた。
すでに前回の記事でも少しだけ紹介したが、実はアメリカの医学研究の頂点にある「米国立衛生研究所(NIH)」は、中国の「武漢ウイルス研究所」が実施しているウイルス研究に370万ドルの資金支援を実施していたのだ。この研究が「機能獲得実験」であった可能性も指摘されている。「機能獲得実験」とは、ウイルスを人工的に操作し、新しい機能を獲得するための実験である。この結果として、感染力や毒性が強くなることもある。
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