先日6月15-16日のFOMCでは、パウエルFRB議長は市場
との対話に成功しました。
すなわち、マーケットを混乱に陥れること無く、「高めのインフレ
は一過性」との「マントラ」から一変、はるかにタカ派的な内容を
発表。
とは言え、結果としては、パウエルFRBのほうが市場予想に歩み
寄った形です。
お陰で、FOMC後の内外の株式市場は極めて小幅な調整で済みま
した。
一方、今アメリカ議会では「巨大インフラ投資計画」の審議が
暗礁に乗り上げつつあります。
一難去って、また一難ですね!!!
バイデン政権誕生と共に鳴り物入りで発表された「2.25兆ド
ルの巨大インフラ投資計画(またの名を米国雇用計画)」。
この「巨大インフラ投資」という巨大アドバルーンが今急速に萎
み(しぼみ)つつあります。
議会というものは、どこの国でもやっぱり視野が狭いんで
す!!!アホなんです!!!
ここまで巨大過ぎると、ましてや財源が増税となると、「インフレ
と増税への根強いアレルギー」から、案の定、同じ民主党議員の中
からも造反者が出始めます。
インフラ投資計画の審議では、6月に入ってからは、主導権は超
党派グループの手に移りつつあるようです。
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