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西浦・尾身教授&吉川・土居教授問題の本質:日本の「デフレ」も「コロナ禍」も結局は「学術界の腐敗」の必然的帰結である

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
本日、精神科医の和田秀樹先生とTV番組の企画でYoutube動画を収録しました。その様子はまた、コチラより配信されることになると思いますが……大変に面白く、刺激的な対談となりました。 https://www.youtube.com/channel/UCifQtvyWQ2BDhL7t0Jf9mfA 和田先生は東京大学医学部を卒業されてから精神医学の学術論文を書かれたのですが、日本国内では全く評価されなかったとのこと。しかし、その論文をアメリカで公表すると非常に高く評価され、年間最優秀論文の一つに選定されたそうです。 和田先生は、この事例の他にも、様々な医学会における事例を挙げながら、次の様な事を主張されました。 「日本の医学部の教授達がつくっている医学会では、真実よりも権威の方が重視される。権威者達が否定する研究は、どれだけの証拠があろうとも認められない。一方で、権威者であれば、その内容にどれだけ疑義があっても、認められる。」 要するに、日本の医学会は「リベラル」な空気が乏しく、極めて「権威主義的」だというご指摘です。その結果、日本人の健康は、大いにむしばまれているのだ、ということ。 例えば、循環器系の医学会では今、コレステロールが悪玉だと言われています。そして、医学会では循環器系の医師達の相対的権力が強いため、彼等のメッセージが世間に浸透し、心筋梗塞を避けるためにコレステロールを下げることが必要だ、という信念が世間に強固に共有されています(皆さんも素朴にそう信じている方は多いと思います)。

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