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「小島嵩弘のパウダールーム」(2021年 6月23日 第 521号)
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2021.6/23
散々苦しめられた曲がやっと出来た。
出来なかった理由は一つ。
今までのものと変化をつけたくて、キーボードを引っ張り出してコードを探ったりして、
少し自分に負荷をかけた。そうしないと同じようなメロディーが出てくるし、
かと言って大きく変化させるほど、今まで作った曲がよくないとも思えていないから、
そこでの落とし所というか、バランスをとる部分で葛藤があった。
自由に感性に任せる部分と、ちょっとした計算を加えて作る割合を変えたというか。
でもあまりメロディーは考えて作りたくない。
コードに縛られてメロディーが縮こまるのでは本末転倒で、
出来上がったメロディーも窮屈に思える。だから悩んでいた。
でもその闇からやっと抜け出せた。
出来上がった曲が今までと大きく違うか?と言われるとそうでもない。
悩んだ意味があったのか?と言われると、明確にあった。
それは出来上がったメロディーを忘れた頃に聞き直してみると、お?と思うから。
こう来るだろうなぁ?と思うメロディーになっていないって事。
それが自分の中で新しかったり、違和感だったりで、ちょうどその頃合いが気持ちよかった。
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