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「進化なき」中国、共産党100周年の後に何が起るか 習近平の「運命」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/06/24
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20年長命の中国共産党 ひ弱な内需主導経済基盤 自ら敵を作った傲慢体質 目的を達した中共の今後 中国共産党は、7月1日で創立100年を迎える。最大の注目点は、中国共産党中央委員会総書記である習近平氏が、2022年に迎える2期10年という従来の任期制を廃して、どこまで中国トップの座である国家主席の座に止まるかである。 習氏は、2035年までの経済目標を掲げている。それまでは、国家主席を務めるという意思表示と受け取られている。2012年に国家主席の座に就いたから、2035年までその座に止まれば、23年間もポストを独占することになる。 共産党では、旧ソ連も同様に超長期政権が大きな特色である。その長期政権ぶりは、次のようなものであった。スターリンは、死亡するまでの32年間、ソ連共産党のトップに君臨した。後継者となったブレジネフは18年間も務めた。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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