東京市場「秋の陣」に備える
「株価のアノマリー」
米国の株式市場には「sell in May」と言い、その後は近づくな、との格言があります。そして日本ではなぜか株価は秋に下げやすいと見られています。あの「ブラックマンデー」も1987年10月19日でした。ある調査によると、1993年以降18年間について月別の株価騰落勝敗表をつくると、日本では8月と9月が12勝16敗、10月が14勝14敗と負け(月間で株価下落)が多くなっています。
また戦後の日別の株価騰落勝敗表をみると、9月は4,6,7,18,20,22,24,27日の8日が「負け越し(株価上昇より下落した日が多い)」となっているのに対し、10月は1,3,7,8,9,12,13,16,21,22,25,27,30の13日が「負け越し」で、日数的には10月に下げる日が多くなっています。今年も秋に、下げにつながるような不安材料が控えています。
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