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2021年6月25日号(Vol.166)-In XXの法則(2)&ライシ氏が率いるイランと国際情勢に与える意味とは?

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第166号(2021年6月25日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもお読みいただきありがとうございます。 また、コメントやご質問、ご相談も頂戴し、本当に嬉しいです。 先週号の【国際情勢の裏側】の内容も、発行した次の日にはMAG2NEWSのピックアップ記事として配信いただき、 おかげさまで多くの方々からもご意見を頂戴いたしました。どうもありがとうございます。 今週号のメルマガですが、 まず【1】のコーナーでは、先週に引き続き、 【In XXの法則】についてお話ししています。 先週号の内容はいかがだったでしょうか? 思い当たる点などありましたでしょうか? 今週はさらに深堀してみます。 次に、国際情勢ですが、今週もいろいろな動きがありました。 一つ目は、【イランの新大統領にイブラヒム・ライシ氏が当選した】ということとそれが意味することです。 対米強硬派で知られ、アメリカ政府からも制裁対象にされているライシ氏の次期大統領への当選は すでに様々な反応を国際情勢・国際経済、そして安全保障面で引き起こしています。 二つ目は、【静かに、しかし着々と進められる中国の台湾併合へのプロセス】についてです。 状況について、まだ詳しくは調べられていないのですが、香港政府から台湾政府に対して、 交流断絶に向けた動きが加速しています。 三つめは【混迷を極めるミャンマー情勢】です。 最近、あまり報道されてきませんでしたが、今週、起きたショッキングな出来事は、 民主派・市民団体の国軍への抵抗が先鋭化し、国軍と関係者を標的にした爆弾事件が多発し、多くの死傷者が出ていることです。 例えば、家電を模した時限爆弾が送り付けられて、受け取り主が爆死した事件や、 学校に送り付けられた箱が爆発した事件、警察署を標的にした爆弾事件などがありますが、 これはどうも若者たちが小型爆弾の製造に手を出しだした結果であると分析されだしました。 私も毎日情報を受け取る紛争地データでも、その数が300件近くにまで増加していることが分かります。 武力衝突も一気に増え、最近では国軍と市民サイドとの銃撃戦も過熱しており、 これまで起こらなかった市街地も紛争地域になっているというエスカレーションが見えます。 ミャンマー情勢にも解決の見通しが立ちませんが、調停依頼案件データベースに加えられましたので、 今後何らかの関与を持つかもしれません。 いろいろと触れたい案件はありますが、今回、【2】の【国際情勢の裏側】のコーナーでは、 【イラン・ライシ政権の誕生とそれが意味するもの】と題してお話しします。 今回もいろいろなお話しをしますが、どうぞお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★

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  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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