今のインフレ懸念と5月のインフレ懸念は違う
おはようございます。
今、イエレン財務長官とFRB理事たちが連日発言をしているインフレ懸念は違うものと認識しなければマーケットへの対応は違ったものになることは認識できないと思います。今回は、それを解説します。
■以前のインフレ懸念
以前のインフレ懸念というものは、かんたんにいえば「数字のマジック」によるインフレ懸念でした。
つまり前年の4-5月はパンデミックやロックダウンによって物価上昇が極端に低いものとなっており、それと比較すれば今年の4-5月はインフレ率が伸びるというものです。
物価が上昇をしている現象は変わらないのですが、前年比でみればそれは相当に伸びていると勘違いするもの、これが4-5月のインフレ懸念でした。
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