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醜い韓国大統領選、与党は「怪情報」でユン前検察総長を攻撃 若者が背向ければ「自滅」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/06/28
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「Xファイル」の存在臭わす 作り話を蒔いた与党代表の罪 ユン氏と対立した元法務長官 「86世代」は引退の時期へ 韓国は、とても近代化した社会とは言いがたい。噂が、大手を振って歩く社会であるからだ。この最も醜い姿が、来年3月の大統領選を前にしてすでに始まっている。与野党の正式な候補者は、それぞれの党大会(9~11月)で決定される。この前哨戦が、アングラ情報を使って始まっているのだ。陰湿である。ブレーキが利かない社会である。 与党「共に民主党」からは、2人の首相経験者や現職知事、それに前法務部長官らが名乗り上げている。最大野党「国民の力」は、有力候補者がいないとされている。そこで、前検察総長の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏を担ぎ出す動きが強まっている。 与党は、ユン氏が「国民の力」から立候補すれば、これまでの文政権とユン氏の衝突経緯もあって、「最強の対立候補」へ踊り出ることが確実だ。それだけに、ユン氏が正式に立候補しない前から、人身攻撃を始める醜い姿をさらしている。これも宗族社会の名残を見せている結果であろう。対立する宗族の悪口を言いふらす構図なのだ。反日騒動も、この延長でありやりきれなさを感じる。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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