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第196号.カラ期間の存在理由と、昭和61年4月以降に年金水準を引き下げる過程の年金額への影響。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 老齢基礎年金は65歳になるとすべての人が受給する年金です。 なぜかというとすべての人が20歳になるとどんな職業であるかに関わらず、国民年金に加入するので、将来は65歳になると老齢基礎年金が支給されるのです。 厚生年金に加入してるサラリーマンや共済に加入してる公務員も、例外なく国民年金に加入しています。 サラリーマンは国民年金と同時加入中という状態です。 だからといって厚生年金保険料と国民年金保険料両方の保険料を支払っているのではなく、厚生年金保険料のみを支払って、その厚生年金保険料から老齢基礎年金の財源を支払っています。 この老齢基礎年金に支払う財源を俗に基礎年金拠出金と言います。 さて、昔から老齢基礎年金というのがあったのかというと昭和61年3月31日までは基礎年金というのはありませんでした。 国民年金はありましたが、年金を支給する時は単に「国民年金」として支給していました。 だから、厚生年金は「厚生年金」として支給して、共済は共済、国民年金は国民年金として支払っていました。 みんな独立していて別物だったわけです。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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