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貞子第二メルマガ:再度の「ミニ・テイパリングショック」には要注意!!~菅政権がはまる「落とし穴」~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/06/29
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ブラード連銀総裁の発言が引き金となって6月18日から21日 にかけて巻き起きた内外の株式市場の動揺・混乱。 この動揺・混乱は、「ミニ・テイパリングショック」と呼ぶべきも のでした。 この6月の「ミニ・テイパリングショック」では、日本株式市場で は日経平均が1,000円近く大幅下落しました。 投資家は再度の「ミニ・テイパリングショック」に引き続き要注意 です。 ここに来て、にわかに、 「東京オリパラは本当に成功するか?」 「菅政権は解散総選挙が行えないまま、10月に自民党総裁選が 実施されるのではないのか?」 などと、日本の政治をめぐる動きが流動的、政治の不透明感が強 くなってきています。 菅政権は、政権発足時から「がっぷり四つ」で規制緩和に取り組み 過ぎてしまいました。 NHKを始めとする電波利権への切り込み、教育改革、医療改革へ の切り込みは、霞が関やマスメディアをはじめとする大企業、教 育業界、日本医師会から強い反感を抱かれました。特に「電波利 権」への切り込みは、全マスコミをすべて敵に回してしまいまし た。 今の日本は、「日本経済を豊かにする改革」を推し進めようとして も、「省益を最優先する霞が関」と、「省庁を頼りにする既得権益 側」と、「何でも反対の左翼政党」とが、「死のトライアングル」を 結成して、「改革」をことごとく強く阻止しようと躍起になります。 「ワクチン接種のスピード化」では、厚生労働省と日本医師会は 当初から菅政権に非協力的でした。そこで、「ワクチン接種」では、 菅政権は厚労省を見限って、総務省の協力を仰ぎます。 恥をかかされた厚労省は、それまでは菅政権と二人三脚で歩んで きた尾身茂・感染対策会長を背後で操り始めます。 菅政権自身も、決してクリーンではありません。菅政権は、中国利 権と深い関係のある二階俊博氏の強い影響下にいます。 先の国会において「対中非難決議」が決議できなかったこと で、安倍前首相を筆頭とした自民党内の保守勢力は、菅政権と 袂を分かちたいと願うようになり始めています。 外人から見れば、「省益がすべてに優先される日本経済」「先行き 不透明な日本の政治状況」は、投資対象としては魅力に欠ける ものです。

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